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困難事例 2026.08.20
CASE1
「転倒を繰り返すようになった利用者様への多職種連携」
転倒の背景にあった「体調面の問題」と「生活環境」に着目
自宅内で転倒を繰り返しており、歩行時にはふらつきが見られていました。
普段は手すりやテーブルなどを使用した伝い歩きや短距離のフリーハンド歩行を併用して生活されていましたが、支持物のない場所までお一人で歩かれることで転倒を繰り返していました。
また、訪問看護による関わりの中で脱水傾向も確認され、体調面への支援必要な状況でした。
訪問看護による支援
訪問看護では、全身状態や水分摂取状況などの確認をしながら体調管理を行いました。
脱水に関しては点滴による水分補給も実施しています。
体調の変化についてリハビリスタッフとも情報共有し、その日じょ状態に合わせたリハビリ内容を検討しました。
訪問リハビリによる支援
リハビリでは単純な筋力訓練だけでなく、実際の生活環境の中で
•どこで転倒しているか
•どの程度の距離ならフリーハンド歩行が可能なのか
•手すりや家具を使用すれば安全に移動できるのか
•どのような場面で無理に歩いてしまうのか
などを確認しました。
その上で、「フリーハンド歩行で移動する場所」と「支持物を使用する場所」を整理し、安全な移動方法について本人、看護師と考えました。
看護とリハビリの連携
今回のケースは、転倒だけを見るのでなく「なぜ転倒が増えているのか」を多方面から考えることが重要でした。
訪問看護が把握した体調面の変化をリハビリスタッフと共有し、リハビリ側からも歩行状態や生活上の変化を伝えることで、その時々の状態に合わせた支援に繋げました。
「歩く」だけでなく「その人の生活」を支える
転倒の原因は身体機能だけとは限りません。体調、生活環境、本人行動など、さまざまな要因が重なって起こることがあります。
訪問看護と訪問リハビリがそれぞれの視点から利用者様を支え、情報を共有することで、より安全な在宅生活に繋げていきます。
